次亜塩素酸および次亜塩素酸イオンの濃度とph値の違いで強酸性次亜塩素酸水・微酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水にわけられます。
どれも除菌効果がありますが有効成分の次亜塩素酸の濃度がさがると消毒液としての効果が薄れるので商品ごとに使用期限や使用方法をしっかり確認する必要があります。
液剤にすると長期保管がきかないという欠点がありますが、次亜塩素酸水溶液生成パウダーならば品質・効果も変わらずに、数年、保管・備蓄が出来ます。
この塩素系漂白剤が次亜塩素酸ナトリウムになります。
家庭用製品に『混ぜるな危険』の注意書きにもあるように、漂白剤や殺菌剤といった次亜塩素酸ナトリウム水溶液を、塩酸などの強酸性物質(トイレ用洗剤など)と混合すると、黄緑色の有毒な塩素ガスが発生する。
浴室で洗剤をまぜたことによる死亡事故も起きているので、取り扱いには注意が必要である。
濃度0.05%に薄めたのちに布マスクを浸けて消毒したり、キッチンペーパーなどに含ませて手すりやドアノブ等を消毒するのに用います。
金属を腐食させるので手すりやドアノブ等が金属の場合は拭いたのちに水拭きが必要になります。また、使用時は換気が必要です。
絶対に人やペットの居るところでスプレーしたり、加湿器に入れて噴霧したりしないで下さい。